学会印象記


  


第 41回近畿理学療法学術集会 印象記

<近畿学会参加しました~>

 皆様、ご無沙汰いたしております。関西医療学園専門学校理学療法学科で助手をしております高崎恭輔です。
 去る11月11日、京都(京都テルサ)において第41回近畿理学療法学術集会が開催されました。 この度この不肖、高崎恭輔も恥ずかしながら初めて演者として学会に参加させていただきました。そこで広島全国学会に続きましてこの近畿学会の模様も、私高崎がこの印象記を通して皆様にご報告させていただこうと思います。
 まずは、今回発表されました「遠路はるばる会」の世話人および会員の先生方を、演題名とともにご紹介いたします。
では演題番号順に・・・ 

13 攣縮性斜頸患者の連続頸部回旋動作と筋電図反応時間 
   関西鍼灸短期大学神経病研究センター 鈴木 俊明

25 立位・片脚立位時における踵骨アライメントと骨盤アライメントの関係
      ―支持側対側股関節屈曲角度の変化による検討― 
      関西医療学園専門学校 西守  隆 

35 チューブエクササイズ前後の神経筋機能の変化について
     ―棘下筋におけるM波・サイレントピリオドを用いた検討― 
     関西医療学園専門学校 高崎 恭輔 

36 ステップ肢位における中殿筋・股関節内転筋群の筋積分値の変化
     ―ステップ台の距離の変化による検討―
     六地蔵総合病院 三好 裕子 

37 座位での側方重心移動距離が骨盤側方傾斜角度と腹斜筋群の筋積分値に及ぼす影響
    六地蔵総合病院 渡邊 裕文

38 下肢伸展挙上保持における骨盤の前後頃および回旋方向への働きと腹筋群の筋積分値との関係
      ―非挙上側下肢屈曲位における挙上側股関節屈曲角度の変化による検討―
      六地蔵総合病院 大沼 俊博 

39 腹臥位における膝関節伸筋群の等尺性収縮時の体幹筋筋活動について
     ―膝関節屈曲角度の変化による比較―
     PL病院 矢田 敦子 

47 遅延回復を呈した不全脊髄損傷の一症例
     奈良社会保険病院 高田  毅

50 車椅子アームレストの違いが移乗動作の自立度に与える影響
     ―はね上げ式アームレストの導入と側方移乗トレーニングにより移乗動作自立度が改善した2症例―
    関西医療学園専門学校 廣瀬 浩昭 

以上の9名の先生方が今回の学会で発表されました。な・な・なんと皆さん!驚くことに、この人数は、全演題数の約5分の1にあたる数なのです。いやはや、相変わらず「遠路はるばる」の先生方の研究熱心さには驚かされますよね~。

しかも!皆さんこのプログラムをもう一度よ~く見直してみてください。あることに気が付きませんか?そうです。35番の私高崎から39番PL病院の矢田先生までの5人の演題の番号が並んでるんです。しかも!これはただただ並んでるのとは訳が違いますよ。じつはこの5演題、なんと同じセクションにエントリーされたのです。どういうことかといいますと、私が発表する第7セクションは、全6演題中5演題を「遠路」の会員で占めてしまったのです。いやはや、学会発表初陣の私といたしましてはなんとも心強い布陣と相成ったのでありました。

<いざ出陣!!>

今回の近畿学会は午前中が特別講演の時間となっておりまして、演題発表は午後12時30分からとなってました。そして私が発表する第7セクションというのはその「午後一」のセクションに当たっておりまして、その中でも1番に発表するのが実は私なのでした。私は開幕15分前に会場入りし最前列の演者席についたのですが、となりの演者席には六地蔵の三好先生、渡邊先生、大沼先生、PL病院の矢田先生が並んでおられ、また後ろを見れば私の共同演者となって頂いている関西鍼灸短大の鈴木先生、関西医療学園の大工谷先生、西守先生、廣瀬先生、さらには予演会でアドバイスいただいた奈良社会保険病院の後藤先生というそうそうたるメンバーが、まさに「最強」の布陣で控えていてくださるのでした

(鈴木先生、西守先生、廣瀬先生はご自分のご発表が控えているにもかかわらず来ていただき、大工谷先生に至っては、なんと前日榊原白鳳病院の嘉戸先生の共同演者として金沢の東海北陸学会に行っておられ、トンボ帰りで開演10分前に駆けつけてくださったのでした。もう感謝感激です。)。

さらに周りを見渡せば聴講にきていただいている方々も、遠路の会員の先生か関西医療学園のOBならびに学生さんばかり!!まさに「遠路ムード一色」の第三会場となったのでありました。いや~ほんと心強かったっス!!(そういえば鈴木先生も質問するとき「お一人の先生以外の演者はすべて私共の発表ですので・・・」なんておっしゃってました。それでも渡邊先生は、「鈴木先生が手を挙げたとき、自分が質問されるかと思ってドキドキした。」とおっしゃってました。)

ところで自分の発表の方はというと、やはり緊張からか言葉が早口になってしまい、やや会場の皆様には聞き取りにくかったようでした・・・(反省)。質問の方はフロアーからは何もなく、(聞きにくかったからかも知れませんが・・・)
座長からの質問がひとつだけで、何とかかんとか切り抜けることができました。でも今後はもっと「聴かす!」ための発表の練習もしていこうと思いました(発表前矢田先生は、第7セクションが行われる第三会場は客席が狭いと知り、「せっかく苦労した研究だから、どうせだったら大きい会場でみんなに聞いてほしい。」と男前(?)なことをおっしゃってました。でもその気持ちがちょっとわかりました)。その点で鈴木先生のプレゼンテーションなどは本当に参考になりました。なにせ事前に発表の練習なしで、その場で考えながら話していたそうです・・・自分の研究ならそれぐらいできないといけないということですよね。 なにはともあれ、演題発表も無事終了することができ、それなりに先生方からもお褒めの言葉を頂戴し、今回は意気揚揚とアフターファイブに突入できる私でした。ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。

<さあアフターファイブですよー>

他の先生方の発表も無事おわり(いうまでもないことですが・・・)今回の学会もいよいよアフターファイブに突入です!正確には4時にはもうアフターファイブモードでしたが・・・(確か5時まではイブニングセミナーがあったような・・・)なにはともあれ鈴木先生、渡邊先生、大沼先生、三好先生、西守先生、そして私高崎は、つかの間の休息の地を求めて学会場を後にしたのでした。えっ!!大工谷先生はどこに行ったのかですって?さ~それは私などが知るよしもないことですが、京都駅で新幹線の改札とJRの改札を間違えるくらい大慌てで何処かへと消えて行かれました。昼も夜も大忙しの大工谷先生ですよね~。 

さて我々はといいますと、このご時世あえて「牛」は避けさせて頂き、超~高級焼き鳥屋さん「こけこっこ」で、おいしい料理と近畿の地酒を堪能させていただきました(でも「鳥屋」なのに、なぜかめちゃめちゃウマイ「牛の角煮」とかもあって、皆さん普通に食べてました。おいしかったら何でもいいんです!!)。鈴木先生ご馳走様でした!!

ところで皆さん覚えてらっしゃいますか?広島の全国学会で私が西守先生からアドバイス頂いた「アフターファイブの心構え」のこと。私は西守先生の教えを忠実に守り、宴会には必須アイテムである「一発芸」をしこませていただきまして、この場を借りてお一つ披露させて頂くことができました。西守先生にはたいそう誉めていただき、鈴木先生や六地蔵の先生方には大変喜んでいただきまして、日ごろのご恩顧にわずかながらお応えすることができたのではないかと思っております。たいした芸ではありませんが、皆様にはいずれまた機会がございましたらご披露させていただきたいと思います。

たのしいひと時はあっという間に過ぎ去り、六地蔵の先生方とは京都駅でお別れ。「お疲れ様でした~。また全国学会がんばりましょ~。」ということで、鈴木・西守両先生と私は、一路大阪へと向かうのでした・・・ところが・・・「京都→大阪、快速で30分。今日は早く帰って爆睡だ~。」とか思っていた私は我が目を疑いました・・・。なんと!鈴木先生は普通列車に乗り込んで行くではありませんか。なっ!なんで?どーして・・・?ど~やら鈴木先生は、各駅に停車してでも、ど~しても座って帰りたかったらしいのです。でもそうですよね~。おつかれですよね~。出来の悪い僕みたいな部下を持った上司は気苦労が多くて大変だろ~な~。とか思いつつ、いやいや一日も早く一人前になりたいものだな~。とかも心の中で誓いながら、とりあえず今日「一仕事」終えた充実感と、おいしい料理をたらふく頂いた満足感で、すっかりほっこりした3人を乗せた列車は、ゆっくりゆっくりと大阪へ向かってゆくのでした・・・。

さて、大阪へ着いた後はというと・・・西守先生と私は、結局終電がなくなるまで大阪の夜の町を飲み歩き(私の爆睡計画はどこへやら・・・そういえば以前もどっかでこんなことあったよな~とか思いつつ)、2人は何とかかんとか我孫子までたどり着いたのでした。そしてその後は、皆さんご存知の「アビコゆーゆー」で一っ風呂浴び、さらにマッサージ40分コースでもうひとほっこりさせていただいた後(この時点でA.M.3時)、2人仲良く長居の私の部屋で朝をむかえ、一緒に学校へと出勤してゆくことになるのでした。(完)