関西理学療法学会 理事会 議事録
平成16年度 第2回 関西理学療法学会 理事会 議事録
Ⅰ.日 時 | 平成17年2月11日(金・祝) 10:30~11:30 |
Ⅱ.場 所 | 三井アーバンホテル大阪ベイタワー5F会議室 |
Ⅲ.出席者 | 鈴木俊明、後藤 淳、大工谷新一、谷 万喜子、谷埜予士次、田淵 愛、 三浦雄一郎、渡邊裕文、高崎恭輔(オブザーバー)、金井一暁(オブザーバー) |
欠席者 | 高橋慎一郎、西口 悟 |
Ⅳ.協議事項 | 1.平成17年度事業方針について 資料のとおり、平成17年度事業方針について総会で承認を得ることとした。 資料:1)関西理学療法学会 平成17年度事業方針案 来年度は以下の事業を行う予定である。 1 症例検討会の実施 会員が勤務する施設と会員が担当している患者様にご協力いただき、症例検討を行う。 理事の先生方に助言をいただき、会員の資質向上をはかる機会とする。 2 講習会・技術講習会の実施 会員および外来講師による講習会・技術講習会を行う。その内容は、理学療法を行う ために必要な技術だけでなく、理学療法を行う際に有用な他職種の知識をも取り入れる。 *また、講習会・技術講習会に関しては評議員各位で講習会を企画していただいて執行部に立案くだされば、 その内容と講師を執行部で検討し、なるべく開催する方向で調整したいと考えている。 本件に関しては、学術担当理事が担当する。 3 症例研究学術大会および懇親会の実施 (平成17年12月18日、三井アーバンホテル大阪) 三浦雄一郎大会長、谷 万喜子準備委員長のもと、症例研究発表および助成研究報告を行う予定である。 4 雑誌「関西理学療法」第5巻の発行 後藤 淳先生の責任編集により、雑誌を発行する。内容は、平成17年3月に実施する1泊研修会における各セミナーの詳細、 平成16年12月に開催された症例研究学術大会の優秀演題の論文、平成17年度助成研究論文などとする予定である。 5 書籍「The Center of the Body ―体幹機能の謎を探る―」(アイペック)の作成・出版 鈴木俊明・三浦雄一郎・他 監修、関西理学療法学会編集によって、書籍を作成、出版する。 この書籍は、体幹機能に関する講習会のテキストとして用いる予定である。 6 臨床Q&Aを充実させ、ホームページにて会員に公開する。 7 理事会・評議員会の実施 上記事業の運営について検討するため、理事会・評議員会を行う。 8 1泊研修会の実施 |
2.平成17年度予算案について 資料のとおり、平成17年度予算案について総会で承認を得ることとした。 |
2)関西理学療法学会 平成17年度 収支予算書(案) | ||||
一般会計 | ||||
科目 | 予算額 | 決算 | 差異(△) | 備考 |
収入 | ||||
年会費 | ¥1,670,000 | @8000×190 @5000×30 | ||
入会費 | ¥40,000 | @2000×20 | ||
広告代 | ¥100,000 | |||
雑収入 | ¥165,000 | 雑誌@3000×35 DVD@3000×20 | ||
収入合計 | ¥1,975,000 | |||
支出 | ||||
通信連絡費 | ¥30,000 | 郵送料 | ||
事務消耗品 | ¥20,000 | |||
資料制作費 | ¥50,000 | コピー用紙、印刷代 | ||
研究助成金 | ¥100,000 | |||
会議費 | ¥100,000 | 交通費等 | ||
HP管理料 | ¥150,000 | |||
顧問税理士料 | ¥100,000 | |||
備品費 | ¥200,000 | プロジェクター購入等 | ||
雑費 | ¥20,000 | PCレンタル料等 | ||
支出小計 | ¥770,000 | |||
A一般収支計 | ¥1,205,000 |
関西理学療法学会 平成17年度収支予算書(案) | ||||
特別会計 | ||||
技術講習会 | ||||
科目 | 予算額 | 決算 | 差異(△) | 備考 |
収入 | ||||
技術講習会 | ¥1,320,000 | @2000×30と@4000×40の 技術講習会を6回ずつ開催 |
||
特別技術講習会 | ¥800,000 | @4000×40の特別技術講習会を5回開催 | ||
収入合計 | ¥2,120,000 | |||
支出 | ||||
講師謝礼 | ¥410,000 | 内部講師謝礼@5000×12と 外部講師謝礼@70000×5 |
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交通費 | ¥300,000 | |||
宿泊費 | ¥100,000 | |||
運営費 | ¥30,000 | |||
会場費 | ¥100,000 | 特別技術講習会会場費 | ||
資料作成費 | ¥50,000 | 印刷、コピー用紙代等 | ||
雑費 | ¥10,000 | |||
支出小計 | ¥1,000,000 | |||
技術講習会 収支計 | ¥1,120,000 | |||
症例研究学術大会 | ||||
科目 | 予算額 | 決算 | 差異(△) | 備考 |
収入 | ||||
参加費 | ¥816,000 | @10000×75,@3000×10,@18000×2 | ||
収入合計 | ¥816,000 | |||
支出 | ||||
会場費 | ¥636,000 | @8000 ×77 @2000×10 | ||
学会プラグラム作成費 | ¥0 | |||
運営費 | ¥10,000 | |||
雑費 | ¥50,000 | |||
支出小計 | ¥696,000 | |||
症例研究学術大会 収支計 | ¥120,000 | |||
一泊研修会 | ||||
科目 | 予算額 | 決算 | 差異(△) | 備考 |
収入 | ||||
参加費 | ¥1,250,000 | @18000×50 @15000×20 @25000×2 | ||
収入合計 | ¥1,250,000 | |||
支出 | ||||
会場費 | ¥720,000 | 1泊2食付 @10000×72 | ||
資料作成費 | ¥10,000 | 印刷、コピー用紙代等 | ||
運営費 | ¥30,000 | 会議室使用料等 | ||
雑費 | ¥10,000 | |||
支出小計 | ¥770,000 | |||
一泊研修会 収支計 | ¥480,000 | |||
出版等 | ||||
科目 | 予算額 | 決算 | 差異(△) | 備考 |
収入 | ||||
学会誌広告費 | ¥160,000 | @20000×8社 | ||
DVD収入 | ¥0 | |||
収入合計 | ¥160,000 | |||
支出 | ||||
学会誌作成費 | ¥1,949,000 | 第4巻未払い分740000+第5巻1200000合わせて | ||
書籍作成費 | ¥0 | 「体幹機能の謎を探る」作成費 | ||
支出小計 | ¥1,949,000 | |||
出版等収支計 | ¥-1,789,000 | |||
特別会計収入合計 | ¥4,346,000 | |||
特別会計支出合計 | ¥4,415,000 | |||
B特別収支計 | ¥-69,000 | |||
A+B | ¥1,136,000 |
3.関西理学療法学会「個人情報保護に関する指針(2005)」について 資料のとおり個人情報保護に関する指針および指針を雑誌「関西理学療法」投稿規定にも掲載することについて総会で承認を得ることとする。 3) 個人情報保護法について 投稿規定(現在の投稿規定に次の部分を追記) 個人情報を保護する見地から、症例報告を投稿される場合には以下に示す「関西理学療法学会 個人情報保護に関する指針(2005)」について遵守してください。 関西理学療法学会 個人情報保護に関する指針(2005)」 患者の個人情報(プライバシー)を保護することは、患者の利益を最優先する医療従事者に対して課せられた当然の義務である。症例報告や被験者の協力を要する研究発表に際しては、患者など研究に参加した個人の特定ができないようにする配慮が必要である。特に関西理学療法学会では、理学療法をはじめとするリハビリテーション医学および鍼灸医学の進歩と発展における症例報告の重要性に鑑み、症例報告における個人情報の記載と保護に関する指針を制定する。 以下の各項目に記述された事項は、疾病の提示・理解に必要不可欠である場合を除いて、可能な限り遵守されなければならない。 1. 症例のプライバシーを最優先に考慮し、個人が特定されないように留意すること。 2. 論文執筆や雑誌への投稿について、対象症例からの同意を得ること。 3. 同一症例に関する複数の報告によって、疾患や障害の全体像が特定されることのないように注意すること。 4. 患者個人を特定することが可能な氏名、入院番号、イニシャルまたは「呼び名」は記載しない。 5. 患者の現住所は記載しない。ただし、疾患の発生場所が病態等に関与する場合は区域(政令指定都市)までに限定して記載することを可とする(大阪府、大阪市、神戸市など)。また、患者の人種、国籍、出身地、職業歴、既往歴、家族歴、宗教歴、生活習慣、嗜好は、報告対象疾患との関連性が薄い場合は記述しない。 6. 日付は記述せず、第一病日、3年後、10日前といった記述法とする。ただし、日付の記載が臨床経過を知る上で必要不可欠となる場合には、個人が特定できないことを条件に年月までを記載を認める。 7. 他の情報と診療科名を照合することによって患者を特定することができる場合には、診療科名は記載しない。やむを得ず診療科名を記載する場合には、大まかな記載とする(第1外科→外科 など)。 8. すでに他院などで診断および治療を受けている場合には、その施設名と所在地は記載しない。ただし、既往歴などの記載において他院の記載が不可欠の場合には、患者が特定できない範囲内において、記載できる。この場合においても、病院名そのままの記載や頭文字による表記は認めない。 9. 患者や被験者の顔写真を提示する際には目を隠す。眼疾患の患者の場合には、顔面全体が分からないように眼球のみの拡大写真を提示する。 10. 患者を特定できる画像情報その他の検査所見に含まれる番号などは削除する。 11. 以上のすべてについて配慮をしても個人が特定される可能性のある場合には、発表に関する同意書を患者自身(または遺族もしくは代理人、中学生以下では保護者)から得るか、報告者が所属する機関の倫理委員会において承認を得ること。 12. 遺伝性疾患や遺伝子解析を伴う症例報告では「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」(文部科学省、厚生労働省及び経済産業省、平成 13 年 3 月 29 日)による規定を遵守すること。 4.学術担当理事および雑誌編集協力者の推薦について 今後の技術講習会企画などについて評議員からの意見を参考にしたいため、評議員会を開催する予定である。現在日程調整中である。 5.その他 報告事項 4月に新しい会員証を会員に発行することが報告された。 4月初旬に関西理学療法第4巻の論文が独立行政法人科学技術振興事業団(JST)に掲載されることとなった。 以上 |
議事録署名人 鈴木 俊明 印 議事録署名人 大工谷 新一 印 |