関西理学療法学会(遠路はるばる会)

関西理学療法学会 理事会 議事録

平成18年度 第4回 関西理学療法学会 理事会 議事録

Ⅰ.日 時 平成19年1月14日(日)15:30~18:00
Ⅱ.場 所 岸和田盈進会病院 会議室
Ⅲ.出席者 鈴木俊明、後藤淳、嘉戸直樹、高崎恭輔、田淵愛、三浦雄一郎、
伊藤正憲
欠席者 大工谷新一、谷万喜子、谷埜予士次、渡邉裕文
Ⅳ.協議事項 1.今年度の新入会希望者について 
3月までは1泊研修会以外の新規行事がないため、基本的には新入会者は受け付けず、1泊研修会に参加を希望の今春卒業予定の方は、来年度入会を条件として、会員扱いとして参加することに決定した。
また、この内容をホームページに掲載することが決定した。

2.一泊研修会の講師変更について 
3月31日は関西鍼灸大学において関西医療大学竣工式、4月1日は神戸リハビリテーション専門学校の入学式となった。プレセミナーの臨床実習に鈴木会長が参加不可能であり、モーニングセミナーの講師を選定する必要がある。 
プレセミナーに関しては、講師の都合も再度検討して行うか否かを決定する。
モーニングセミナーについては、高崎理事にお願いすることに決定した。テーマは未定である。

3.来年度の会員について
現在、会員数は220名を越えている。本会会員の知識・技術レベルを向上させるため、会員対象に「本会講習会、技術講習会への積極的な参加を促すとともに、参加困難である会員の継続中止」を依頼する方向性が示された。
また、理事より次の案も提示された。
1.会員を正会員(理事推薦)と準会員に分ける。技術講習会への参加は正会員のみとし、準会員は症例検討会、講習会の参加に制限する。
2.会員の登録条件を理事の推薦が必要であることとし、理事とのコンタクトのない先生の入会に関しては、入会動機に関する小論文を作成していただき、理事会で入会を検討する。
理事会での検討の結果、技術講習会の無断欠席者のブラックリストを作成し、ブラックリストに名前が挙がっている者は、次講習会の参加に制限を設けることが決定した。また、ブラックリストの1年間の動向をみて、必要があれば正会員と準会員といった会員区分の設定を検討することに決定した。

4.来年度の役員について
谷埜理事、金井評議員、森評議員、西口監事の退任、末廣先生(田辺中央病院)、布谷先生(第一岡本先生)の評議員への就任が決定した。なお、監事には西口先生の代わりとして、現在評議員である守口生野記念病院事務次長の高木先生にご就任いただくことが決定した。

5.第7回症例研究学術大会について
学会長が嘉戸理事、準備委員長が高崎理事に決定した。
日時は平成19年12月16日(日)、神戸リハビリテーション専門学校での開催を予定している。

6.雑誌「関西理学療法」第7巻について
責任編集者が三浦理事、副責任編集者が高崎理事に決定した。

7.特別企画「筋電図を用いた臨床研究のすべて」について
臨床研究の特徴である筋電図を用いた臨床研究について、特別講習会の企画を検討している。この企画には、鈴木会長の恩師である京都大学名誉教授藤原哲司先生に特別講演「筋電図でわかる全て」というテーマでご依頼する。数名の会員にお願いして、その講演内容は書籍にまとめることを予定している。
また、「体幹機能の謎を探る」というテーマでの講習会の企画を検討することが決定した。

8.関西理学療法学会シリーズの書籍予定について
来年度は、上記7の筋電図に関する書籍、それ以降には、ステップ動作(渡邊理事)、肩研究(三浦理事)、パーキンソン病(後藤理事)を予定している。

9.ホームページにおける情報公開について
ホームページで公開しているアドレスには、既に多くの無関係のメールが送られてきている。そのため、症例検討会の問い合わせには、氏名、施設、住所、電話を掲載している。基本的には、問い合わせ先は理事、評議員に限定している。
再度、個人情報保護の観点から、以下のような対策が提案された。

① 現行通りであるが、ホームページに氏名、施設名などを掲載させていただいていることを了承していただく。
② 担当者とメールアドレスのみを公開する。スパムメールを防止するために、@を全角表示にしておく。このことを会員MLでお知らせする。
評議員会での意見をふまえて、対策を決定することになった。

10.関西理学療法学会の審査方法について(評議員からの提案)
同施設内からの発表者を採点することが難しいとの意見が出され、新規の採点方法案をいただいた。新規案は、採点者の採点に加えて、聴講している会員からも何らかの形で採点に参加するという方法であった。
理事会では以下の意見が交わされた。若い先生方を採点者とすることの是非の検討が必要である。開催会場を考えると、聴講者の採点の客観性が得られにくい。採点基準の明確化を図ることが必要である。

11.関西理学療法学会の抄録文字数について
800字の文字制限があるため、演者が要点をまとめることができない場合があり、文字数をもう少し増やしたらどうかとの意見があった。
理事会では以下の意見が交わされた。査読者との質疑応答で十分に討議が可能であると考えられる。文字数は800字のままで規定することに決定した。


以上

議事録署名人 鈴木 俊明 印
議事録署名人 大工谷 新一 印