T.日 時: |
平成16年11月28日(日)16:40〜17:45 |
U.場 所: |
ニュージャパン観光株式会社 会議室 |
V.出席者: |
鈴木俊明,後藤 淳,大工谷新一,渡邊裕文,三浦雄一郎,谷埜予士次,田淵 愛,伊藤正憲,大沼俊博,
金井一暁,嘉戸直樹,高木綾一,高崎恭輔,高田あや,山内 仁,山口剛司,米田浩久 |
W.議 題 |
会議要項および議題 |
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<評議員会> |
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1. 今後の本会運営方法についてのアンケート結果について |
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2. その他 |
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<拡大理事会> |
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1. 審議事項 |
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@ 平成17年度助成研究について |
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A その他 |
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2. 報告事項 |
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@ 関西理学療法学術大会の準備状況について |
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A 雑誌「関西理学療法」第4巻準備状況について |
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B 書籍「神経疾患の評価と理学療法」の準備状況について |
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C 理学療法紹介漫画の作成状況について |
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D 本年度の遠路グッズについて |
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E 独立行政法人 科学技術振興事業団(JST)からの 雑誌「関西理学療法」寄贈依頼について |
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X.討議内容
議決事項 |
<評議員会> |
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1. 今後の本会運営方法についてのアンケート結果について
下記に評議員からの意見と三役(会長、副会長)の回答を示す。 |
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@ 技術講習会のレベルを初心者(卒後1〜3年目)と上級者(3年以上)に分けて開催してほしい。
⇒ 技術講習会の内容は基本的レベルである。そのため、講習会内容で難しかった点をアンケートで聞くことで講師が参加者のレベルを再認識する必要性がある。また、難しい点についてはレベルを下げた講習会を開催したいと考えている。我々としては、1泊研修会での2日目ケーススタディーの内容は難しいのではないかと想像する。そこで、希望があれば2日目の午後にケーススタディーで用いた治療技術の解説をする講習会をおこなう必要性は感じるところである。アンケートについては、今までに実施してきた講習会についてのアンケートと、今後の講習会に対する希望などのアンケートを実施する。 |
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A 講習会を系統的な内容にしてほしい。例えば、肩関節疾患の理学療法であれば、1回目には「肩の解剖生理学」、次に「肩関節疾患の診断・評価」、最後に「肩関節疾患の理学療法」というスタイルはどうであろうか。
⇒ 大変理想的なスタイルであると考えている。ただし、このスタイルでは、取り上げることのできる疾患が限られるという欠点もある。開催回数を考えるとなかなか難しい点もある。本会は、理学療法、作業療法、鍼灸医学をおこなうに必要最低限の知識・技術を確立することを目的にしている。また、本会の知識・技術を患者様に提供できるだけで良い治療者になると自負している。現在、講師は理事が担当しているが、理事の専門外の内容については外部講師をお願いしている(高次脳機能障害、言語聴覚療法など)。今後もこの方法を継続することで、新しい講師候補者が成長するなかで、多角的な講習会が企画できるようになった時に要望のような講習会を企画したい。 |
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B 今までの企画に加えて、夏頃に1泊研修会と同様な研修会を開催してほしい。
⇒ 大変積極的なご意見に感謝したい。要望に答えたいが、現在でのかなりの企画を行っており、すぐに新しい企画をおこなうのは難しい。各種講習会への参加者が限定されてきており、また、講師レベルの先生が数少ないという問題もある。今後の検討課題にしたい。 |
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C 今までの講習会では参加者が講習内容を十分理解できていない状態でも、先に進まれることもあった。詰め込みの講習では理解し難い部分がある。
⇒ 全員が理解できるようレベルを下げて講習会を行うということも考えられるが、レベルを下げる場合にどこまで下げればよいのかが把握できていないという現状がある。先の講習会に関するアンケートを含めて今後検討していきたい。 |
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今後の講習会においては、評議員各位で講習会を企画(タイトルや開催場所の提案など)していただいて執行部に立案くだされば、その内容と講師を執行部で検討し、なるべく開催する方向で調整したいと考えている。そうすることで、上記@〜Cのようなご意見を直接的に反映した活動ができるものと考えている。本件に関しては、谷埜事務局長が担当する。
その他として、評議員各位の所属する施設の若い会員を対象として、学会運営に関する意見を集約したいとも考えており、この件については後藤副会長の担当とする。 |
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2. その他
学会誌、学術大会抄録の査読の際、演者が査読者からのコメントに対し、十分な回答をしないまま原稿を再提出することが多くみられるとの意見があった。
この点については査読者からのコメントを演者に返す際に、再提出の際には査読者コメントに対する回答および、どのように文章を修正したのかを明確にして再提出するよう指示する。返却用紙に上記内容を記載して演者に返却するものとし、このスタイルを数年間継続して様子をみていく。 |
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U.拡大理事会 |
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1. 審議事項 |
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@ 平成17年度助成研究について
寝屋川ひかり病院の山口剛司先生の研究が推薦され、審議の上、採択された。また、研究実施にあたって、関西医療学園専門学校の研究機材を使用する予定であることが報告された。 |
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A その他 |
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(1) 臨床Q&Aのホームページ掲載について
近日中にホームページへの掲載を予定しているが、閲覧上セキュリティの問題が残っている。当面は会員限定の閲覧とする予定である。掲載内容についても、患者やスタッフのプライバシー(発症年月日の記載や回答者がわかってしまうことなど)に十分な配慮が必要である。まずは、Grade-A 高橋氏にデモでの試行を行っていただき、対応していく予定である。 |
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(2) 臨床Q&AのQの内容について
回答者よりQの内容が余りに乏しいという意見が出ていることが報告された。これについては、できれば回答者がAを書けるレベルまで修正をかけてもらうか、こういう評価をしてくださいというような内容の回答にするかである。基本的にはそのQのレベルに対応してAを返していくものとする。 |
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(3)症例検討会参加者の会員・非会員の確認について
症例検討会の参加は会員限定とすると会則で定められているが、実際には参加者が会員か非会員かを判別できないことも多い。これについて、今後非会員料金を設定する、会員証を発行するといった意見があり、継続して検討していく。 |
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2. 報告事項 |
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@ 関西理学療法学術大会の準備状況について
一般演題は16演題の応募があった。残り5演題を残して査読の結果受理されている。
発表用スライドについては、12月18日(土)までに演題募集係(高崎先生)まで提出
するよう演者に通知済みである。
参加申込者は現在27名であるため、メーリングリストで再度、参加者を募る予定である。 |
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A 雑誌「関西理学療法」第4巻準備状況について
12月10日(金)までに校了する予定でアイペックより連絡を受けている。2、3の原稿と学術大会抄録5演題はまだ入稿していない状況であるが、その他は初校から再校を行っている状況である。また、Abstractについては学会より医学英語総合サービスに校閲を依頼し、その結果をもとにAbstractを修正して、第4巻に掲載する予定である。 |
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B 書籍「神経疾患の評価と理学療法」の準備状況について
第1章、第2章の1回目の校正は終了している。第3章はこれから校正を開始する。校正の締切が12月10日(金)であり、同月26日に発売予定である。本書籍の編集は本学会とする。なお、書籍「運動器疾患の評価と理学療法」についても、第2版からは学会編集とする。 |
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C 理学療法紹介漫画の作成状況について
子供向け漫画を作成中である。1000部作成して分価100円で販売する。ただし、これについては収益事業ではないことが明言された。 |
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D 本年度の遠路グッズについて
上記理学療法紹介漫画とメジャー(学会ロゴシール入り)を予定している。ロゴシールについては、有限会社アイペックより無料提供して頂く。 |
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E 独立行政法人 科学技術振興事業団(JST)からの雑誌「関西理学療法」寄贈依頼について
JSTからの依頼に応じることが報告された。これにより雑誌「関西理学療法」は会員・非会員を問わずあらゆる人が閲覧可能となる。 |
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以上 |
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議事録署名人
鈴木俊明 印
議事録署名人 大工谷新一 印 |
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